高校1年生と中学1年生の、英語の授業で多読本ミニビブリオバトルを行いました。本校では朝読書に多読を導入しているほか、中学3年生ではオックスフォード・ビッグ・リード・コンテストに参加するなど、授業でも洋書やGraded Readersを使ったアクティビティを取り入れています。今年度で3回目となるこの取組では、高校1年生が中学1年生に向けて多読本のおすすめポイントのプレゼンテーションと読み聞かせを行います。高校1年生はワークシートを活用し、ポイントをわかりやすく論理的に組み立てること、英語の自然な間や文の切れ目、単語のつながりを意識するスキルを学びます。
一方、中学1年生は高校1年生の英語での発表を傾聴し、質問をするのが目標。聞き手としてのスキルを育みます。
いかに簡潔な英語で中学1年生にもわかりやすい発表を行うかをするかをよく考えて練習しました。小さい頃に日本語で読んだことのある本を見つけてプレゼンを行った生徒もいました。
本番は発表側、聴衆側ともに少し緊張した様子でしたが、ベストを尽くしてくれました。探究の成果発表会である青開学会まで残り1ヶ月を切りましたが、発表での重要なスキルを学ぶ良い機会になったようです。

＊発表日は「カジュアルデー」のため一部生徒は私服登校しています