
探究スキルラーニング
授業紹介
A3スライドで古典作品の魅力を伝えよう

- 科目
- 古典B
- 単元
- A3スライドで古典作品を紹介
- 使用教科書・教材
- 『精選古典B』大修館書店
- 時間数
- 7時間
教科書に載っている作品を中心に、古典作品をA3版1枚で紹介する作品作りを行いました。受験を控えたタイミングで、生徒が苦手意識を持つ文法や古語から少し離れて、作品そのものの面白さや時代背景をイラストを用いてまとめ、相互評価をすることで短時間で複数の作品に触れられるような活動を目指しました。
古典作品は難しいと考えている生徒のために、こちらが予め古典作品本を選定し、教員との話し合いやiPadを使って概要を知るなかで各自が本を選択しました。その後、国語便覧や作品の概説なども参考に、基本情報、あらすじ、概要を可視化、の順に完成させていくよう促し、生徒からはデジタルや直筆、また素材と言葉を上手く組み合わせたイラストを用いて表現した部分への評価が多く見られました。
「読み継がれている言葉」には「受け継がれている思い」があります。本校の国語科が求めている「幅広い文章に触れ、深く共感し豊かに想像する力」を育むことは古典でも可能であることを体感し、将来、年齢を重ねて再び同じ本に出会ったとき、再会の喜びを得られる瞬間につながっていくことを願っています。(担当:森本)
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