
アート鑑賞プレゼン

- 科目
- コミュニケーション英語Ⅰ
- 単元
- UNIT3: The Internet and Technology
- 使用教科書・教材
- 『PRISM READING1』ケンブリッジ大学出版
- 時間数
- 8時間
英語科では、高校1年生にはアートを通じて直観的に感じたことを英語で表現してほしいと考えています。そこで今回は、事前に選ばれた10のアート作品の中からひとつの作品を選び、Google Arts & Culture*を利用してじっくり観察をしてその作品について皆の前でスピーチを行うこととしました。
今回フォーカスするスキルは2つです。ひとつはクリティカル・シンキングで、アート作品に何が描いてあるのかという『事実』や、そこから何が解釈できるのかという『気づき』を述べるだけでなく、同じアート作品を選んだ生徒の別視点を聞いた上で自分の考えがどう深まったかを説明しないといけません。なおこの『事実』と『気づき』という概念は探究のデザイン思考でも解決アイデアを考える上で重要なものです。
もうひとつフォーカスしたスキルは表現です。同じ単語や文構造を繰り返すことなくパラフレーズや同意語、さまざまな表現を使うように促しました。Prism Reading1のUnit3でちょうど”I think…”や”It seems to me that…”の表現を学んでいたので、こうした表現を積極的に使うようにも指導しました。ちなみに、生徒にはgrammarlyというアプリを利用して英文添削をするよう勧めたため、NLT**による添削の負担がかなり減りました。
授業後のアンケートでは「色々な表現を使うのが難しかった」「語彙力を増やしたい」という意見や、今回フォーカスするスキルではなかったものの「発音をもっと上手くなりたい」という意見が見られました。(担当:平尾)
*世界中の芸術作品をオンライン上で見られるサービス
**本校ではALT(Assistant Language Teacher)をNLT(Native Language Teacher)と呼称しています
【2021年7月実施】
ルーブリック
