【授業紹介】中3道徳・八東ふる里の森でデジタルデトックス!野鳥観察と自然との共生

青翔開智中学校・高等学校では、建学の精神である「探究」「共成」「飛躍」を中心に6年一貫の教育プログラムを提供しています。
本校の道徳では、「自分自身」「人との関わり」「集団や社会との関わり」「生命や自然、崇高なものとの関わり」という4つの視点に加えて、レジリエンス教育とダイバーシティ教育を盛り込み、「自己肯定感」や「メタ認知」をキーワードに世界との「共成」を目標とした価値観の養成と道徳的実践力の育成に取り組んでいます。
今回の道徳の授業では、八東ふる里の森に行き、自然に触れながら「生命や自然、崇高なものとの関わり」に関する学習を行いました。
まず、八東ふる里の森の近年の取り組みや今後目標とする自然共生サイト30by30に関する講義を受けました。
その後、園内で簡単な野鳥観察を行い、この時期に営巣しているコノハズクやアオバズク(フクロウの一種)を観察しました。親鳥が巣箱の回りで見張りをしている様子を見て、生徒たちは自然の営みを身近に感じました。
生徒たちの感想には、デジタルツールを使わずに友達と触れ合えた喜びや、自然との触れ合いの楽しさ、そしてフクロウを見つけた興奮が含まれていました。
「世界に700羽しかいない鳥が、ここにいてびっくりした」という声も聞かれました。
今回の授業が鳥取の豊かな自然と向き合い共存していくことやその意義について考えるきっかけになれば嬉しいです。
2学期は、歴史的な人権課題を中心に扱う予定です。様々な活動の発表や講演、交流事業を通して多面的・多角的な道徳的理解を深めていってほしいと思います。
八東ふる里の森の日下部さん、スタッフの皆さんありがとうございました。