探究
Investigative Learning

探究×デザイン思考
「あらかじめ用意された答え」がない問題に挑もう。
創造力をスパークさせ、鳥取そして世界の課題解決をチームで実行する力。こうした力を身につけるのが青翔開智の「探究」の授業です。仲間と協力したり、自分でじっくり集中したり、とにかく楽しい夢中になれる時間。答えが1つとは限らない課題を見出し、自分でセイカイを導いていく新しい学びを始めましょう。
中学校1年生から高校3年生まで「探究基礎」を実施。デザイン思考を身につけ活用することで、現在そして未来の課題を発見し、解決する力を養います。
探究の流れ
クリエイティブ
フェーズ

アカデミック
フェーズ

パーソナル
フェーズ
中学校1年生 |
探究Ⅰ
プランニング講座
「鳥取市に魅力的な◯◯を創ろう」
プランニング講座では「創造する力」を育成することに重点をおいています。チームで協力し、地元鳥取にゼロから新しいモノを創る。革新に満ちたワクワクする授業が待っています。

- 新聞記事の分析
- フィールドワーク調査
- ブレインストーミングによる企画
- 本やインターネットを使った情報収集
- 収支計画 地元の銀行によるレクチャー
最終プレゼンで選出された最優秀チームのプランを実現へ
● | 2015年 | テーマパーク | → | 某有名ホテルに企画提案 |
● | 2016年 | カフェ | → | 鳥取市内で1日出店チャレンジショップ史上、最高の売り上げを記録 |
● | 2017年 | 美術館 | → | 鳥取市内の施設で期間限定OPEN |
中学校2年生 |
探究Ⅱ
課題解決型職場体験
「鳥取の経営者へ改善案をプレゼンしよう」
鳥取市内の地元企業を訪問し、「職業体験」をするだけではありません。『デザイン思考』を使って企業の課題を見出し、その解決プランを社長に提案します。すでにあるモノの課題を発見し、さらによいモノに改善する力を養います。
- 仕事体験
- 社長インタビュー
- 従業員インタビュー
- ユーザー行動観察
- プロトタイプ制作
- 企業への最終プレゼン
「デザイン思考」とは?
Appleの初期型マウスを手がけたIDEOが提唱する、課題解決の手法。日本の大企業でも導入が進んでいる。人々が求めているものを探し出し、デザイナーのように形にしていく。
企業に提案した課題解決プランが実現
生徒が考案した商品アイデアを元に地元特産品メーカーが商品化に着手。試作を重ねて若者向けの商品の販売が開始された。
鳥取市内の地元企業を訪問し、「職業体験」をするだけではありません。『デザイン思考』を使って企業の課題を見出し、その解決プランを社長に提案します。すでにあるモノの課題を発見し、さらによいモノに改善する力を養います。



中学校3年生 |
探究Ⅲ
社会課題解決ゼミ
「世界の課題に目を向けよう」
『SDGs』の理解に始まり、チームで課題の発見と解決に取り組んでいきます。
内容や範囲を徐々に広げ、鳥取から日本、最終的には世界の課題に目を向けることを通して、グローバルに活躍するための素養を養います。
「SDGs」とは?
2015年に国連が示した、2030年に向けて世界を変えるための17の目標。貧困をなくし、人間と地球が持続可能な未来を追求するための行動計画。

『SDGs』の理解に始まり、チームで課題の発見と解決に取り組んでいきます。
内容や範囲を徐々に広げ、鳥取から日本、最終的には世界の課題に目を向けることを通して、グローバルに活躍するための素養を養います。


高等学校1年生 |
探究Ⅳ
データ分析+AI活用ゼミ
「人口減少を人工知能で解決しよう」
日本そして鳥取の人口が減少を続ける時代に突入しました。急激な人口減少は観光や産業、教育や社会福祉など、様々な領域で問題を発生させます。
人口減少によって生じる鳥取県内の課題を見つけ、その課題をAIをはじめとするテクノロジーを駆使して解決していきましょう。青翔開智生のアイデアで、鳥取の未来をワクワクする社会に変えませんか。

AI Dojo for Youths
東京大学発のAIスタートアップ企業Corpy&Co.が提供するエンジニア向けAI研修プログラム「AI Dojo」。その高校生向けプログラムを高校1年生で受講します。
AIの歴史にはじまり、AI技術でできること、また逆に人間でなければできないことを、ワークショップを通して学びます。さらに、自分たちのアイデアにAI技術をどう適用するかを考え課題解決のヒントを探ります。

高等学校2年生 |
探究Ⅴ
探究修了論文
これまで身につけたデザイン思考や情報活用のスキルをベースに、課題を設定し個人で探究を深めていきます。自分の興味・関心と、『SDGs』 の要素に代表されるような社会的な課題との融合をはかり、集大成として個人論文を執筆します。完成した論文は図書館に所蔵され、ポスターセッション形式の発表も行います。

高等学校3年生 |
探究Ⅵ
探究から進路デザインへ
高校2年生で執筆した個人論文についてフィードバックを行い、追加実験や調査、加筆・修正を行います。5年間の探究基礎の内容をもとに、実現させたい進路を考え、卒業後のキャリアを主体的にデザインしていきます。

青開学会


毎年行われる探究の発表会。外部評価者として教育関係者を招き、全校規模でポスターセッションやプレゼンテーションを行う集大成の場。
2019年度は2月15日に400名を超える来場者を迎え開催しました。ポスターセッションと学年代表による口頭発表を行い、活発に質疑応答が行われました。
2020年度は感染症拡大防止のため鳥取県内在住者のみ来場とし、参加人数を制限する形で規模を縮小して実施しました。
また、各学年代表発表をYouTubeチャンネルで公開しました。
▼YouTubeチャンネル再生リストはこちら
青開学会2020再生リスト