【授業紹介】高2古典探究,日本史探究,世界史探究 広島女学院大学・楢崎教授と学ぶ「古代の衣服からわかること」
9/10(火)、高校2年生の古典探究・日本史探究・世界史探究の合同授業で、広島女学院大学の楢崎教授をお招きし、「古代の衣服からわかること」をテーマに特別授業を行っていただきました。
1時間目は、「古代の衣服はなぜ今と違うのか」「古代の衣服にはどんな役割があったのか」「衣服の素材と社会について考えよう」という3つの大きなテーマに沿った講義で、生徒たちは古代の衣服を外交・政治・当時の生活様式など様々な視点から学びました。
2限目は、弥生時代・飛鳥時代・奈良時代の衣服を実際に着用し、古代の衣服がどのように人々の生活と結びついていたかを体感しました。
体験を通して、着心地はもちろん、模様や色などから、衣服が単なる実用品ではなく社会的・文化的な意味を持つ象徴的なものであったことを実感しました。
授業後の振り返りでは、「教授が楽しそうに熱意をもって話している姿を見て、探究において大切なマインドを学べました。」「実際に衣服を着てみて、華やかさだけでなく、このまま馬に乗ったりすることを考えた上での動きやすさについても考えられていて興味深かった。」といった感想があがりました。
今後も青翔開智の授業では、体験と知識の融合を大切にし、多角的な視点から歴史を学んでいきます。
(授業担当者:池田・牧野<社会科> 森本・辻井<国語科>)