【授業紹介】高1保健・精神疾患ピアサポーターさんの話を聞き、心の健康やストレス対処方法を考える(鳥取市保健所 心の健康支援室・コラボ授業)

10月17日(木)、高校1年生の保健の授業の精神疾患に関する単元で、鳥取市保健所保健医療科心の健康支援室からピアサポーターの方に来校いただき、ご講演いただきました。

ピアサポーターとは、精神疾患などに関して自分と同じような病気の方に対してサポートする活動を行っている方を指します。

授業の前半では、ピアサポーターの方に精神疾患になった際の体験談を「リカバリーストーリーを語る」というテーマのもとインタビュー形式でお話いただきました。

精神疾患に関して違和感に気付いた時期、受診につながった時期、治療する時期(治療しながら病気と向き合えるようになった時期)、今・そしてこれからについてお話しいただきました。
それぞれの時期でのピアサポーターの方の当時の心境や対処法を聞き、生徒の中には感情移入して涙する生徒がいるほどとても貴重なお話を聞くことができました。

ピアサポーターの方の体験談を聞いた後、生徒に
①自分の体調の不調に気づいたときどう対処するか
②精神疾患にならないためにどういった取り組みができるのか
をグループで話し合ってもらいました。

生徒からは対処法や取り組みについて、自分自身のストレス発散方法を知る、生活リズムを整える、日光に当たるなどの意見が出ました。
授業を通して生徒がピアサポーターの方のお話を自分ごととして照らし合わせて聞いている様子が見受けられ、とても有意義な講演会となりました。