【高1】SSH東京研修へ 4日目・最終発表「東京の商店街を、テクノロジーを活用して活性化するアイデア提案」

高校1年生は、11/5から11/8まで、SSH事業の一環として東京都で研修旅行を行いました。
「東京の商店街をテクノロジーを活用して活性化するアイデアを提案する」をテーマにデザイン思考とシステム思考を活用した4日間の活動に取り組みました。

【4日目:課題解決アイデアの提案】
最終日は、仙川商店街での現地調査をもとに設定した課題に対し、解決するアイデアを考えその試作品も作成して、iU(情報経営イノベーション専門職大学)にて各チーム発表をしました。
少ない時間の中で、前日も夜までかけてチームで分担しながら試作品や発表資料を作成しました。
1チーム5分程度の発表でしたが、グループによっては発表が止まらず10分かかってしまうようなチームも。お互いのアイデアに対して活発な質疑応答が行われました。
それぞれのグループがユニークなアイデアで仙川商店街を盛り上げるアイデアを考えていました。ブロックチェーンを使って情報を集約、ロボットを活用して交流や荷物運び、お店と新規参入したい人とのマッチングサービス、ARを活用して子どもをターゲットにしたサービス、ラーメン店を盛り上げるアイデアなどなど、短い時間ながら、さまざまな提案が。
前日に引き続き、iUの教員である松村先生からフィードバックを受けながら最終発表を進めていきました。アイデアの独自性と、短時間で試作品作成まで取り組んだ部分を特に評価いただきました。

数時間のフィールドワークと、実際に仙川商店街の組合に話を聞いたり、東京に住む中高生と商店街との関わりという視点を得て、より持続可能なビジネスプランが何か考えることができたようです。
高校1年生の探究の授業では、年間を通して「人口減少によって引き起こされる問題をテクノロジーを活用して解決する」を学年のテーマとして取り組んでいます。
今回の研修では、多くのチームが年間の探究活動につながる大きな気づきを得ることができました。
高1の探究の成果は2月の青開学会で最終発表を迎えます。
一般公開も予定していますので、関心をお持ちの方はぜひお越しください。

▼1日目の様子はこちら
【SSH】高1東京研修・1日目 電気通信大学を訪問 研究の現場と社会への接続について学ぶ
https://seishokaichi.jp/news/post-20214/

▼2日目の様子はこちら
【SSH】高1東京研修・2日目 仙川商店街の現地調査、ドルトン東京学園さんとの交流ワークショップ
https://seishokaichi.jp/news/post-20216/

▼3日目の様子はこちら
【SSH】高1東京研修・3日目 iU(情報経営イノベーション専門職大学)でアイデア創造
https://seishokaichi.jp/news/post-20218/