FTA主催・留学経験者による報告会「世界の扉を開く!~留学で得た学びと成長〜」を開催しました

2024年12月15日(日)、本校FTA*主催で留学経験者による報告会が行われました。
下記はFTA主催代表者からの報告レポートです。
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2024年12月15日(日)、「世界の扉を開く!~留学で得た学びと成長〜」と題し、留学経験者による報告会を開催しました。今回の報告会では、中学校3年生・高校生3年生の3名が登壇し、それぞれの留学体験をシェアしました。
会場には60名の生徒・保護者が参加し、熱心に耳を傾ける様子が見られました。

■生徒たちの留学体験報告
Oさん/中学校3年生
・7月後半から3週間、語学力向上とサッカー文化に触れることを目的にイギリスへ留学。「イギリスはとにかくかっこいいから」という理由も決め手の一つ。
・中学校2年生の3学期頃に学校へ相談し、多くの情報を提供してもらい準備を開始。留学への熱意や思いを親にきちんとプレゼンして実現した。鳥取空港を離陸する際に、見送る家族の姿を窓から見て感極まって号泣した。
・現地学校での授業やオンライン英会話のほか、世界遺産ジュラシック・コーストでの海水浴、ピザパーティ、ゴルフやバドミントンといった課外活動も楽しんだ。

Nさん/高校3年生
・8月から翌年5月まで10ヶ月間の予定でアメリカに留学中。海外大学への進学を視野に入れ、語学力向上を目的として2度目の留学(1度目はアメリカに5週間)。
・留学で語学力が向上し、視野が広がり、自立力が育まれる一方で、成績維持やホストファミリー・友人との関係構築、環境変化(乾燥による肌荒れ)への対応が課題だった。
・短期留学では海外の雰囲気を味わう程度だったが、長期留学では季節ごとのイベントや文化を深く楽しむことができ、語学力も格段に向上。しかし、長期留学には覚悟が必要だと強調。

Fさん/高校3年生
・2023年の1年間、語学力向上や将来的な海外での活動を見据えつつ、様々な国の選択肢の中から新たな刺激を求めてデンマークへ留学。
・多くの写真を用いながら現地での活動をプレゼン。とにかく多いパーティー文化や、留学生の友人との交流、ホストファミリーのお子さんとの想い出などを紹介。
・現地からの修学旅行としてイギリスを訪れたり、留学団体で旅行に行ったりとヨーロッパでの長期留学ならではのメリットについても紹介。

■Q&Aセッション
生徒たちからの報告の後、生徒とその保護者が登壇し、事前に寄せられた質問を基に①留学決意編 ②留学準備編 のQ&Aセッションを行いました。
例えば「英語が苦手だけど大丈夫か?」という不安へのアドバイスや、「高2での探究テーマや論文の内容と留学プログラムの内容を合わせたか?」といった質問に対して、生徒から自身の経験を踏まえて回答しました。
さらに、留学準備編では「お金」に関する質問が多く寄せられたため、実際にかかった費用明細を基にした具体的な留学費用や補助制度について、保護者から実例を交えた紹介があり、リアルなお金の話が共有されました。このセッションでは、生徒と保護者双方の視点から意見が交わされ、参加者は留学準備や心構えについてより具体的なイメージを持つことができました。

■その後、ホストファミリー制度や留学向け教育ローンに関する情報提供が行われ、最後に登壇した生徒から参加者へのメッセージをもって報告会は締めくくられました。
今回の報告会は、留学に興味を持つ生徒やその保護者にとって、大きな刺激と学びの場となりました。参加者からは「具体的な話を聞いて留学へのイメージが湧いた」「自分も挑戦してみたいと思った」「子どもを留学へ送る出す経験を通じて親も成長するのだと思った」といった前向きな感想が寄せられ、非常に充実した会となりました。生徒たちの留学に対する情熱や経験、そしてそれを支える保護者のサポート情報は、次に世界の扉を開こうとする生徒たちの心に深く響いたのではないかと思います。
今後もFTAでは生徒たちのさまざまな挑戦を全力で応援していきたいと考えます!
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