【授業紹介】高1共成と飛躍「ホールクライシスカタログで困りごとを共有しよう!」とっとりコミュニティ財団設立準備会によるワークショップ

1/16(木)高校1年生の「共成と飛躍」※ の授業では、とっとりコミュニティ財団設立準備会の事務局を担当するNPO法人bunk upの中川玄洋代表理事をお迎えして、『ホールクライシスカタログ(困りごと抽出)WS』を実施しました。

WSの中では、「通う」「学ぶ」「食べる」「部活をする」「塾や習い事に行く」「遊ぶ」のそれぞれのテーマで日常生活で感じている困りごとを共有しました。
自身の生活を振り返りながら「そういえば困っていたな」と思うことを個人で付箋に書き出し、班内で共有しました。同じテーマで困りごとを書き出していたこともあってか多くの班から「わかる!あれすごく不便だよね」などの共感の声が聞こえました。
班内での共有を終えた後は、ほかのテーマで抽出された困りごとを見ながら感想を言い合ったり、付箋を書き足したりしました。
これまでの授業(中2探究の企業の課題を見つけ解決策を考えることや、中3探究でのwell-beingを考えること等)の経験が発揮されたのか、講師の方の付箋がたくさん出るかという不安をよそに、たくさんの付箋が出ました。
最後の全体での共有では、大人のサポートで解決できることもあることや、コミュニティ財団などの組織の持っているリソースに頼って自身で解決を試みることもできることなどのお話をいただきました。

今回のWSは困りごとを書き出すことを通して、さまざまな場面で困りごとがあるということ、困りごとは実は解決できそうだということなどを知ることができたのではないかなと思います。
高校1年生は来年度、探究学習の集大成として個人テーマによる課題探究を行います。研究テーマ設定の観点のひとつとして「社会から求められていること」を盛り込むことが求められます。今日のWSを通じてどんな困り事や社会からの要請があるのかを感じてもらえるきっかけになればと思います。
(担当:吉田・井手野<共成と飛躍>)

※「共成と飛躍」は、自己の捉え方や他者との関わり方を基礎とした社会性に関するスキルや態度、価値観を身につけさせることなどを目標とした高校1年生の学校設定科目です。

▼NHK鳥取 NEWS WEB 鳥取「コミュニティ財団」目指す団体 高校でワークショップ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20250116/4040019450.html

▼1/17日本海新聞「日常生活の困りごと共有 青翔開智高でワークショップ
https://www.nnn.co.jp/articles/-/457518?gsign=yes&fbclid=IwY2xjawH2s0RleHRuA2FlbQIxMAABHXqklNus2yEgj87BPM1CmIbYcGc0HeP8WvzisHoKFqYMFYZKLGbmbV_vCA_aem_zpcD69J2yG2ZpFBfQUWgLw

▼「とっとりコミュニティ財団設立準備会」(Ready for クラウドファンディング)
https://readyfor.jp/projects/tottoricf

▼「特定非営利活動法人bunk up」のホームページはこちら
https://www.bankup.jp/