【高1研修旅行】 3/4〜7四国アート思考研修(後編)松山自由散策と倉敷美観地区散策
高校1年生は、3/4(火)~3/7(金)にかけて四国にてアート思考研修を行いました。この研修は高校2年生で始まる「個人テーマによる課題研究」に向けて、さまざまな活動を通して自分の価値観に触れ自己理解を深めることを⽬的としています。
3日目は、愛媛県松山市を中心に自由散策を行いました。この日までに、旅のプランのアイデアを出し合い、主な行き先でチームを作り散策に向かいました。中には香川県琴平町の金刀比羅宮に参拝する越境チームもいました。
とべ動物園には複数のチームが向かい、生物基礎の授業での話を繰り広げるチームや、ジップラインのアクティビティにチャレンジするチームなど、それぞれの楽しみ方で過ごしていました。
また、アウトドア派チームはしまなみ海道サイクリングロードに向かうべく、愛媛県今治市でロードバイクをレンタル。瀬戸内海の潮風を感じているようでした。
松山市内では、大観覧車やスポッチャを楽しんだり、道後温泉に向かい歴史を感じながら湯船に浸かったり、文豪・夏目漱石ゆかりの萬翠荘で推し活をするチームもありました。
昼食・夕食も各チームで思い思いの場所を計画。
安否確認を含め、Googleチャットを使って写真とコメントで各チームの様子をリアルタイムに報告し合い、定刻までに無事に全チームがホテルに帰ってくることができました。
最終日4日目は、香川県を通り抜けて岡山県倉敷市、大原美術館と倉敷美観地区を散策しました。
目的へ向かう移動中の車内からは、瀬戸内海の島々の風景をカメラに収める様子や、香川県のおむすび山の綺麗な地形に驚く様子も見られました。
大原美術館では、初日に訪れた大塚国際美術館とはまた違った”本物”の作品を鑑賞しました。
作品に油絵独特の筆致があることに気づく生徒や、美術の資料集で見た立体作品の実物を前にして心を動かされる生徒もいました。
研修の最後は、倉敷美観地区の自由散策です。趣のある風景に生徒たちは感動しつつ、食べ歩きをしたり、倉敷ならではのお土産を購入したりしていました。
4日間、絵画や俳句の鑑賞や創作を通して、自分の「好き」や「価値観」を深めていきました。
直前のアイデンティティ&ビジョンデザインワークショップも含めて、自己の価値観を深めていった高校1年生は、4月には高校2年生に進級します。
高校2年生の探究Ⅴの授業では、これまでの学びや今回の研修を糧に、それぞれ唯一無二の探究テーマを設定して課題研究を進めていくことになります。
自分が何を大切にし、どんなことに楽しみや興味、疑問や気づきを持っているのか、いつでもこの旅を思い出してくれると嬉しいです。
▼【高1研修旅行】3/4〜7四国アート思考研修(前編)〜大塚国際美術館 対話による鑑賞と松山城 俳句づくりと句会ライブ〜 はこちら
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