【授業紹介】中3英語「出張英語村」で世界を身近に感じよう

3月10日(月)、中学校3年生の英語の授業において「出張英語村」を行いました。
当日は鳥取環境大学のご協力のもと、イギリス、カナダ、フィリピン出身のスタッフをお招きし、様々な英語のゲームに取り組みました。

初めに、アイスブレイクとして気軽なチャットを楽しみました。生徒たちは英語を聞き取りながら自己紹介や質問を交わし、ゲーム感覚で言語の壁を超える喜びを味わいました。
1つ目のアクティビティとして「ドローイングゲーム」を行いました。スタッフから出される指示を頼りに、丸・四角・三角・ひし形といった図形を正しく組み合わせて絵を描き上げます。英語を聞き取るだけでなく、意味を理解しなければうまく描けないという緊張感もありながら、生徒たちは笑顔で取り組みました。
2つ目は「ランニングディクテーション」というアクティビティをしました。A Seishokaichi Junior High School Love Story というユニークな物語を題材に、読み上げられる英文をチームごとに再現しました。物語のオチを自由に考え、「こんな展開はどうかな?」と皆でアイデアを出し合い、YukiとBobの物語を想像しながら盛り上がりました。
最後に「What do you know about the world?」という世界に関するクイズをしました。地理、都市、人、言語など様々なトピックが取り上げられ、まるでテレビ番組さながらの臨場感が会場を包みました。生徒たちは真剣な表情で答えを探り合い、世界の広さや多様性をより実感したようでした。

英語科で掲げている「Beyond the classroom, empathize with the world!(教室を超えて、世界と共感しよう)」のもと、生徒たちは教室の外に広がる世界と直接つながる貴重な経験を得ることができました。生徒たちにとって、学んだ言葉を実践し、異文化への理解を深めるよい機会となりました。
(担当:石田<英語科・探究部>)