【授業紹介】中3道徳・海上保安署署員 谷口様によるキャリアガイダンス&夏の水辺の安全について

7月14日(月)、中学校3年生を対象に、海上保安署署員の谷口様を講師としてお迎えし、道徳の特別講演会を開催しました。この講演会は、夏休み前の水辺での事故防止とキャリアガイダンスを目的としています。

講演の前半では、海上保安庁の幅広い任務について紹介があり、災害対応や治安維持に加え、国際的な連携活動にまで及ぶ業務の多様さに生徒たちは驚いている様子でした。谷口さんは、自身のキャリア選択のきっかけとして、東日本大震災で活躍していた保安官への憧れや、それぞれの仕事のやりがい、福利厚生などの充実具合などを語ってくださり、生徒たちにとって大きな刺激となりました。

後半では、安全教室として海や川での事故防止のための知識を実践的に学びました。離岸流や滝壺の危険性、助けようとして起こる二次被害のリスク、ライフジャケットの重要性、困った時にかける番号などを、実際の事例とともに丁寧に説明していただきました。

講演を聞いた生徒からは、「保安庁の人がこんなにいろんな仕事をしていると知らなかった。」「夏は海に行くので、その時に今日習ったことを活かして気をつけます!」といった感想があがりました。

今後もこうした講演を通じて、生徒たちの安全意識と将来への視野を広げる教育活動を継続していきます。