【授業紹介】中3STEAM・株式会社カヤックアキバスタジオ様との連携授業「さぶろーのお友達作り〜世界観からキャラクターデザインを考えよう!〜」

青翔開智では、2022年度より学校設定科目として「STEAM」の授業を実施しています。STEAMとは Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったもので、複数分野を横断しながら学びを深める探究的な学習です。
中学校1年生から高校1年生までを対象に展開し、「探究」の授業を補完するかたちで、表現技法や技術を楽しみながら学んでいます。

中学校3年生の2学期は、株式会社カヤックアキバスタジオ様と連携し、同社のキャラクター「さぶろー」のお友達を3Dデザインで考案するプロジェクトを行っています。
9月8日には同社からシドニーさんを講師にお迎えし、ゲーム開発やキャラクター産業、エンタメ企画などの実例をもとに、アイデアを形にする仕事についてご講演いただきました。

講演後には、「さぶろー」の世界観やキャラクター設計について学んだうえで、オリジナルのキャラクターを紙にデザインするワークに取り組みました。今後は今回描いたデザインを更に改良し、Blenderという3DCGソフトウェアを用いて3Dにしていきます。

生徒たちからは、「普段から見ているキャラクターにもさまざまな設定があると思うので、改めて注目して見ていきたい」「クリエイターだけでなく、それを支える仕事についても知ることができて興味深かった」といった、多様な視点からの感想が寄せられました。
今回の取り組みは、キャラクターデザインという表現活動を通じて発想力を養うだけでなく、3Dモデリングを課題解決の手法として多面的に活用できるようになることを目的としています。また、コンテンツ産業に携わる方々と関わることで、キャリア教育の観点からも大きな学びにつながっています。

▼カヤックアキバスタジオ 公式ホームページはこちら
https://akiba.kayac.studio/

▼「さぶろー」のインスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/saburo__komainu

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