武田科学振興財団の『理科教育振興助成』に理科・兼重が選出
11月12日(水)、東京都港区のシェラトン都ホテル東京にて開催された「武田科学振興財団 研究助成金贈呈式」に、本校の兼重(理科)が出席しました。
本年度、兼重は同財団が行っている「理科教育振興助成」の助成対象に選出されています。
この助成は、小学校・中学校・高等学校の理科教育において、教育実践や研究に取り組む個人・団体に対して支援を行うものです。
▼武田科学振興財団HPはこちら
https://www.takeda-sci.or.jp/
申請している研究タイトルは、「物理基礎における単元内自由進度学習によって自己調整能力を育成する」というものです。
生徒が自らのペースで学びを進めながら、計画・実行・振り返りといった自己調整の力をどのように高めていけるのか、また、教員はどのように関わることができるのかという視点から授業づくりに取り組んでいます。
今回の助成を受けて、今後さらに授業実践を発展させていくことが期待されます。
以下、兼重よりコメントです。
「この度、2025年度の武田科学振興財団「理科教育振興助成」の対象に選出いただきました。
高校の物理教員として、これまで授業実践の中で感じてきた課題をもとに、学びの設計に取り組んできました。今回の助成を通して、より深く、そして発展的に取り組んでいければと考えています。
具体的には、生徒が自分のペースで物理基礎の学習を進める中で、自己調整能力をいかに育成できるか、教員のフィードバックや生徒自身のふりかえりがどのように作用するのか、またファシリテーターとしての教員の在り方とは何かを、引き続き探究していきたいと思います。
このような機会をいただいた武田科学振興財団の皆さまに、心より感謝申し上げます。」
▼兼重の物理基礎における実践についてはこちらをご覧ください
【進路支援】「自己調整学習」の支援【2】〜主体的・対話的で深い学び、個別最適な学びの実現をめざして〜
https://seishokaichi.jp/news/post-22117/





