【授業紹介】中1理科×道徳 「理系の研究室に訪問しよう」「液体窒素を用いた状態変化の科学実験」鳥取大学とのコラボ授業【進路支援】
12月10日(水)、中学校1年生が授業の一環として鳥取大学を訪問しました。
理科と道徳との横断授業であり、キャリア教育の一環として、将来をより広い視野で考えるきっかけとなるよう、研究室訪問を実施しました。
また、5月にもお世話になった鳥取大学技術部の皆様のご協力のもと、液体窒素を用いた科学実験教室にも参加しました。
まず、鳥取大学工学部の2つの研究室を訪問し、それぞれの研究内容や社会とのつながりについて、研究室の先生方や学生の皆さんからお話をいただきました。
普段の授業と大学での学びのつながりを感じながら、生徒たちは熱心にメモを取り、見慣れない大型の測定機器に興味津々の様子でした。
特に「環境にやさしい素材で同じ色味を再現できないか」という問いをもとに顔料の無機化合物について研究しているという話は印象深かったようで、校内での振り返りでも多くの生徒がその話題に触れていました。
続いて参加した科学実験教室では、今後理科の授業で扱う「物質のすがたとその変化」という単元の導入として、状態変化の観察や因果関係の理解を促す貴重な体験となりました。
普段は体験することのない極低温の世界で次々と起こる現象に、生徒たちは驚きながら楽しんでいました。
液体窒素を入れたやかんからポタポタと垂れてくる液体に対し、「これは何?」「やかんに穴が空いたの?」と不思議そうに観察する姿が見られました。
その気体の正体を確かめようと火のついた線香を使った場面では、「線香の火で確かめられるってことは… あの気体(酸素)かな?」と、既習事項と関連付けた発言も見られ、その後、線香が激しく燃える様子に歓声が上がっていました。
今後の理科の授業では、今回の体験をもとに、見た現象を科学的な言葉で説明できるよう、状態変化の学習を深めていきます。青翔開智中学校・高等学校では、生徒が自身の将来について主体的に考えられるよう、進路支援部を中心にさまざまな取り組みを今後も続けていきます。
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