【SSH】スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加

8月4日(水)神戸国際展示場で開催されたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました。
本発表会は全国のSSH指定校から代表生徒たちが集まりポスター発表会を行う大規模な発表会ですが、今年度は規模縮小・分散開催等の徹底された新型コロナ感染症対策のもとでの開催となりました。

本校からは高校3年生の谷口舞依さんが学校代表として参加しました。
研究タイトルは「消費者行動に影響する価値をテキストマイニング技術で明らかにすることは可能か」です。
ファッションとファッションを取り巻く課題に関心を寄せている谷口さん。我々消費者の行動に課題意識を持ち、我々自身がどんなものを欲しているかを理解することがその行動を変えるアプローチになると考えました。今回の研究では、そのような価値や価値観をテクノロジーで可視化できるのではないかと考え、ファッション雑誌のテキストデータからブランドの価値が可視化されるかについて検討しました。(ブランド名は伏せていますが、デパート等の商業施設やSNS等で普段目にしている、誰もが一度は聞いたことのあるラグジュアリー・ブランドを対象としています。)
『VOUGE』『ELLE』を中心に、大量の雑誌記事から地道にテキストデータを取り出し、テキストマイニングによって得られた結果を価値に関する先行研究をもとにカテゴライズし、円グラフで示すことでブランドの価値を可視化させることができました。
発表会当日も全国のSSH校から集まったたくさんの高校生に発表を聞いていただき、テクノロジーを使って見えないものを可視化する挑戦に同世代の生徒からたくさんの共感をもらいました。

本投稿に、ポスターデータ2点も掲載しています。ぜひご覧ください!