【SSH】中3探究/朝日新聞・アドビ主催『SDGsクリエイティブアイデアコンテスト』で優秀賞を受賞

中学校3年生の探究テーマは「世界の課題に目を向けよう」です。中学校2年生で学んだデザイン思考のフレームワークを使って、世界の課題『SDGs』達成に向けて動いていきます。
このたび本校の中学校3年生のうち1チームが朝日新聞社とアドビが運営する『SDGsクリエイティブアイデアコンテスト』において優秀賞を受賞しました。このコンテストは、SDGsを達成するための創造的なアイデアを、アドビが教育機関向けに無料で提供したAdobe Spark(アドビ スパーク)を使って「動画1本以上を含むWebページ」で表現するものです。

本校の中学校3年生の探究の授業は、4-5人ずつのチームに分かれ、SDGs17のゴールの理解から始めます。そしてSDGsが示す課題は「世界」という漠然とした場所で起きていることではなく、私たちが住む日本、特に鳥取にも当てはまるのではという問いかけから、新聞データベースやジャパンナレッジSchoolを使って情報を集め「マイクロプラスチックが鳥取を含む日本海に悪影響を与えている」「鳥取を含めて日本は自然災害が多く、住みにくいのでは」といった課題を見つけ出します。コロナ禍ということもあり普段はフィールドワークを行うところを、今年は各機関に電話やメールで質問することで代替し、鳥取県の課題についての理解を深めました。

課題解決アイデアやプロトタイプの具現化のひとつの手法として『SDGsクリエイティブアイデアコンテスト』のためのWebサイト作成も始まりました。生徒たちはスケジュール管理のリーダー、プロトタイプ作成、動画作成、Webサイト作成の4つの役割にわかれ、これまで学んできたことをWebサイト上で表現しました。

スケジュール通りにいかないチームや何度も何度も教員のチェックを受けて慎重に作成するチーム、デザインにこだわるチームなど様々でした。この度、同コンテストに応募された500以上の作品の中から12の優秀作が選出され、本校の1チームも中学校部門の優秀賞を受賞。受賞を知った生徒の一人は「頑張ったもん!!」と誇らしげでした。

受賞作品は以下の公式サイトからご覧になれます。また、12月19日(日)にはZoom上での表彰式と受賞チームからのプレゼンが行われます。青翔開智中学校の受賞チームは14時過ぎから発表を行う予定です。当日の様子を視聴されたい方は、公式サイトで視聴申し込みが始まっています。ただし、視聴可能人数に限りがありますので、ご注意ください。
▼プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000041087.html

▼公式サイト
https://www.adobe-education.com/sdgs-creative-idea-contests/