【2学期授業紹介】高1情報&STEAM・「モデル化」を実際にしてみよう!
高校1年生で学習する情報科の科目は、今年度より「情報Ⅰ」と新しい教科になりました。
新しく追加された分野であるプログラミングについては、情報の授業でPython*を用いた基礎内容の確認を行い、STEAMの授業(学校設定科目)でGAS*を用いた応用的な内容(ToDoリストと連携させたメール送信など)を扱いました。
*Python……プログラミング言語のひとつ。
*GAS……Google Apps Scriptの略称で、Google が提供しているプログラミング言語。Googleが提供する各種サービスの自動化や連携を行うための開発ツール。
12月より「モデル化とシミュレーション」の分野に入りました。
12月6日は「モデル化*」の導入として、練習に参加できる人数・施設の料金・移動時間を提示し、そこから班ごとに条件の優先順位を付け、話し合って決めた方法で点数化し、発表する活動を行いました。
課題を解決するためにモデル化が使えると知ること、そのモデルを組んだ理由を説明できるようになることを目標にしました。
身近な内容であったためか活動が順調に進みました。
点数化の方法に各班で大きな違いがあり、こちらが予期していない回答も少なくなく、これからの活動が楽しみです。
これからはPythonとGoogleスプレッドシートを活用しながら、様々な状況に対してモデル化を行い、班ごとに発表させてお互いに評価する活動を行っていく予定です。
(担当:飯田)
*モデル化とは……スケジュールや部屋割りなど、問題の要素を図や表・数式・模型などで簡潔に表現することをモデル化という。また、問題解決に必要な要素をまとめてモデル化したものをモデルという。『高等学校 情報Ⅰ』数研出版 108pより引用