卒業生より

Graduates Message

濱本 魁誠

夢や目標に近づくヒントは意外と近くにある!チャンスを掴んだ中高校時代

国士舘大学 文学部

濱本 魁誠はまもと かいせい2019年度卒業 第四期生

探究基礎修了論文テーマ

「幼児教育における未就学児の自立格差解消に向けた新教育プログラムの提案」

僕は幼少期から、ある時はパン屋さん、ある時はマグロ漁師というように将来の夢が定まることがありませんでした。中学校3年生の時はどんな道に進むか悩んでいました。部活動ではハンドボールを続けていて、県内の高校からの誘いもあったため、ハンドボール関連で何かしようかとも考えたこともありました。

そんなときに家庭科の授業で幼稚園の体験保育を行いました。僕の家族には小さな子どもが多く、そのためか園児たちともすぐに打ち解けることができとても充実した体験になりました。そこで初めて、「自分がやりがいを感じることこそが本当に将来したいことなのではないか」と気づきました。ぬいぐるみお泊まり会のボランティアや、探究で幼稚園へのフィールドワークを行うなど、学校生活で機会をたくさん提供していただいたおかげで、自身の中で幼児教育への考えをしっかりと持つことができるようになりました。それはまぎれもなく、青翔開智という学校が様々な体験ができる場所だったからだと思います。

現在僕は、国士舘大学文学部 教育学科で初等教育を学んでいます。後輩の皆さんもやりたいことや将来を考えることがあると思います。しかし、夢や目標に近づくヒントは意外と近くにあったり、ある日突然現れることもあります。そのチャンスを逃さないために中学校・高校時代は、自分という受け皿をもっと強固なものにするべくいろいろなものに挑戦し、自分という一人の人間を磨き上げてください。そうすればきっと満足のいく人生が歩めるのではないかと思います。とは言ったものの僕もまだ歩み始めたばかりなので、今までの経験を生かして残りの大学生活を送ろうと思います。