視野を広く持ち、さらに飛躍したい

青翔開智の探究学習は主に鳥取の課題発見とその解決案の模索を行っていますが、チームや個人で考えた課題解決のアイデアを学内だけにとどめず、自治体や企業の方に提案したり、学外に出て活動したりと自分たちの探究の成果を外で試す機会が多くありました。課外活動に興味を持ち始め、自分から積極的に動くようになりました。

さらにはたくさんの国境をも超えた経験ができました。学内選考を経て、高校1年生ではオーストラリア・メルボルン、高校2年生ではマレーシアへの大学視察ツアーに参加することができました。海外研修ではオーストラリア・ブリスベンでアート思考を学びました。

高校2年時に少年少女国連大使育成事業に参加し、スイスの欧州国連本部で世界中から集まった仲間とレクチャーを受け、SDGs達成のために私たちに何ができるのかについてディスカッションをしたことが進路を決定する上で大きな転機になりました。帰国後は鳥取県庁の「とっとりSDGs若者ネットワーク」でSDGs達成に向けて調査や活動を行い、中学校3年生の探究の授業から継続して取り組んできた「企業のSDGs達成度をはかるアプリケーションの開発」を実現させることができました。

青翔開智の探究学習で身につけた、課題解決能力やプレゼンテーション力を活かし、世界の仲間と対等に協働することができた経験から、「大学では今までとは全く異なる環境に挑戦したい」「視野を広く持ち、多様性を受け入れ、これからの社会に通用する人になりたい」と思い、海外大学に進学することを決意しました。現在マレーシアに渡航し、新しい生活を始めています。青翔開智で学んだことを誇りに、さらなる飛躍を目指していきます。