卒業生より
Graduates Message
探究基礎修了論文で建築への本気度をアピール
京都工芸繊維大学 工芸科学部
竹山 歩花たけやま あゆか2020年度卒業 第五期生
探究基礎修了論文テーマ
「年代に関わらず人がリラックスできる光環境を自然光で実現することはできるのか」
私が大学受験を突破できたのは、先生方のサポートのおかげです。また、担当の先生が現在の進路を薦めてくださったことも、目指すべき道の決定に大きく影響しています。私が受験した2021年度の「地域創生Tech Program*」の入試は全て自分の意見を書く形式でした。少ない過去問を分析し、出題者の意図を汲み取って自分のことばで意見を文章化することを鍛えてくださった先生方にとても感謝しています。最後の最後まで面倒を見てくださって本当にありがとうございました。
また、探究の授業も大きく合否に関わっていたと考えています。私は高校入学前から建築や住環境に興味があり、個人探究では「年代に関わらず人がリラックスできる光環境を自然光で実現することはできるのか」という問いを立てました。これをまとめた探究基礎修了論文を出願書類のひとつとして提出したことで、大学側に“本気で建築を学びたい”というアピールができたと思います。入学した後も、グループでの話し合いやプレゼンテーションを多く経験しておくことが重要だと改めて感じています。青翔開智の探究の授業は、チームの中で自分の力を発揮し効果的なプレゼンテーションを学ぶ絶好の機会です。
私が所属する工芸科学部のデザイン・建築学課程は、一回生の後期からデザインコースと建築コースに分かれます。コース分けが成績順ということもあり希望のコースへ行けるか不安な気持ちもありますが、現在は実習課題やレポートに追われながら日々を懸命にすごしています。将来は建築の力で地域に活気を与えられるよう努力し続けたいです。
*京都工芸繊維大学が行う学部共通プログラム。この課程ならではの特色ある課題解決型の授業が準備されている。国際都市である京都北部を舞台に、グローバルな視野で理工系の技術をもって地域の課題を解決できる、地域創生を担う人材を育成する。