卒業生より

Graduates Message

山根 舶

「誰かを笑顔にしたい」が原動力。人の感情を学びたい

College of Wooster Neuroscience Program

山根 舶やまね はく2020年度卒業 第五期生

探究基礎修了論文テーマ

「画像データからいいね数の予測は可能であるか ~ビジュアルコミュニケーションで地域活性化を目指す~」

私には昔から「誰かを笑顔にしたい」という気持ちが強くありました。そのため、生徒会では全校生徒がやりたいことをやりたい時にできる制度を創設したり、探究では何が人の「好き」や「いいね」といった共感を誘発するのかを研究したりしました。高校2年生のときには、生徒会長と学園祭「青開世界」のリーダーを兼任し、江戸の世界をコンセプトとした非日常空間を実現しました。こうした活動から人の感情の奥深さを実感し、より深く人の感情を知りたいと思うようになりました。進学先のCollege of Woosterはアメリカのリベラルアーツカレッジで、Neuroscience Programで人の知覚・感情・認知や社会的行動を学ぶことを目標にしています。

また、「失敗から学ぶ」という教訓は今でも活きていると感じます。青翔開智には挑戦し続けることができる環境があります。自分に自信がなくなるときも、先生方の手厚いサポートや同級生同士の声かけがまた新たな一歩を踏み出す着火剤になるに違いありません。将来の夢ややりたいことはすぐに見つかるものではないかもしれないけど、多分野に挑戦し経験を積んで考え続けると自分の将来へつなげられると思います。

現在は渡米を控え、京都で様々な職種に挑戦しています。日々、仕事に責任や達成感を得る中でいずれ社会に出ていくということも実感しています。今後どんな場所に行っても活躍できる人になりたいと思います。