探究Ⅰ〜探究Ⅵ
Investigative Learning
超えていけ、鳥取と世界の課題
「あらかじめ用意された答え」がない問題に挑もう
創造力をスパークさせ、鳥取そして世界の課題解決をチームで実行する力。こうした力を身につけるのが青翔開智の「探究」の授業です。仲間と協力したり、自分でじっくり集中したり、とにかく楽しく夢中になれる時間。答えが1つとは限らない課題を見出し、自分でセイカイを導いていく新しい学びを始めましょう。
探究の流れ
CREATIVE PHASE
クリエイティブ
フェーズ
CREATIVE PHASE
クリエイティブ
フェーズ
ACADEMIC PHASE
アカデミック
フェーズ
ACADEMIC PHASE
アカデミック
フェーズ
中学校1年生 |
探究Ⅰ
「鳥取市に魅力的な◯◯を創ろう」
プランニングを主とした活動で「創造する力」を育成することに重点をおいています。チームで協力し、地元鳥取にゼロから新しいモノを創る。革新に満ちたワクワクする授業が待っています。
- 新聞記事の分析
- フィールドワーク調査
- ブレインストーミングによる企画
- 本やインターネットを使った情報収集
- 地元の銀行によるレクチャーと収支計画
最終プレゼンで選出された最優秀チームのプランを実現へ!
<「鳥取に魅力的な○○を創ろう」過去の学年テーマ一覧>
市役所(2020年)
公園(2021年)
図書館(2022年)
祭り(2023年)
中学校2年生 |
探究Ⅱ
「企業が抱える課題を解決しよう」
鳥取市内の地元企業を訪問し、「職業体験」をするだけではありません。『デザイン思考』を使って企業の課題を見出し、その解決プランを社長に提案します。すでにあるモノの課題を発見し、さらによいモノに改善する力を養います。
- 仕事体験
- 社長インタビュー
- 従業員インタビュー
- ユーザー行動観察
- プロトタイプ制作
- 企業への最終プレゼン
「デザイン思考」とは?
Appleの初期型マウスを手がけたIDEOが提唱する、課題解決の手法。日本の大企業でも導入が進んでいる。人々が求めているものを探し出し、デザイナーのように形にしていく。
企業に提案した課題解決プランが実現
生徒が考案した商品アイデアを元に地元特産品メーカーが商品化に着手。試作を重ねて若者向けの商品の販売が開始された。
中学校3年生 |
探究Ⅲ
「Well-being(ウェル ビーイング)の実現を目指して身近な社会課題を解決しよう」
公共の福祉について学び、多様な幸せ(Well-being(ウェル ビーイング))とは何かを考えます。その実現のために、地域でどんな人が困っているかという視点で課題を設定し、STEAMで培ったプログラミング・スキルも用いながら身近な課題の解決に取り組んでいきます。鳥取から日本、最終的には世界の課題に目を向け、グローバルに活躍するための素養を身につけます。
「Well-being」とは?
身体的・精神的・社会的に良好な状態。特に、社会福祉が充実し、満足できる生活状態にあることをいう。
(デジタル大辞泉より引用)
高等学校1年生 |
探究Ⅳ
「人口減少問題をテクノロジーで解決しよう」
日本そして鳥取の人口が減少を続ける時代に突入しました。急激な人口減少は観光や産業、教育や社会福祉など、様々な領域で問題を発生させます。
人口減少によって生じる身近な課題を見つけ、その課題をAIをはじめとするテクノロジーを駆使して解決します。青翔開智生のアイデアで、鳥取の未来をワクワクする社会に変えませんか。
東京AI研修旅行
スーパーサイエンスハイスクール事業の一環として、デザイン思考・システム思考・テクノロジーの活用を実践する目的で実施しています。「well-beingの実現を目指したテクノロジーによる社会課題の解決」をテーマに、東京でフィールドワークを行います。自分たちの地域とは異なる状況や環境でこれまでの学びを活かせるのか、グループ活動を通じて他者と協働できるのか、実践的な課題解決に取り組みます。
高等学校2年生 |
探究Ⅴ
個人テーマによる課題研究
「好きなこと(興味・関心)」「得意なこと(能力)」「価値観(大切にしたいこと)」「社会から求められていること」の4つが重なる部分に、個人で研究テーマを設定します。
約1年間をかけて課題研究に取り組みます。
2月の青開学会では全員が研究成果を発表するポスターセッションを行います。
課題研究のテーマ例
(青開学会の学年代表発表2名・2022年度)
「ほめ言葉交換アプリの開発によって 生徒の相互承認を促進できるか」
「仮想空間上のオープンキャンパスを提案することで学校に対する興味を深めることは可能か」
高等学校3年生 |
探究Ⅵ
探究修了論文執筆・進路デザインへ
青翔開智における探究の集大成として、課題研究の成果を1万字程度の論文にまとめます。完成した論文は学校図書館の資料として所蔵されます。青開学会や教員・クラスメイトからのフィードバックをもとに追加実験や調査、加筆・修正を行うこともあります。
論文提出後は、5年間の探究の内容をもとに、進路を考え、卒業後のキャリアを主体的にデザインしていきます。
さらに詳しい説明は、各学年のポスターをクリック