【高2】四国・アート思考研修3,4,5日目
10月24日(月)から10月28日(金)の4泊5日で高校2年生はアート思考研修を実施しました。
デザイン思考をベースとする探究学習を展開している青翔開智では、全く異なる思考スタイルの「アート思考」の観点で自分の価値観を見つめ直す機会として、アート研修を設定しています。
今日は3日目,4日目,5日目の様子をお伝えします。
3日目は終日自由行動で、班に分かれてそれぞれのプランで松山市内を散策しました。
4日目は正岡子規の故郷・松山で「言葉のアート」俳句体験を行いました。
簡単な俳句作りのレクチャーのあと、松山城に移動して俳句のタネ探し。
ガイドさんに案内していただきつつ、手元の用紙にひたすら言葉を書き溜めました。
郷土料理の昼食を挟み、午後からは句会ライブ。
プロの方に選句と司会をしていただき、生徒が作った俳句から選ばれた句の紹介と鑑賞を行い、最後には優秀句5句から投票でナンバーワンを決定しました。短い言葉だからこそ、切り取り方に個性や感性がよく表れていたと感じます。
5日目はしまなみ海道を通って広島県の生口島(いくちじま)へ移動し、耕三寺と平山郁夫美術館を訪れました。
耕三寺では広さ5000平方メートルに及ぶ真っ白な大理石の彫刻群「未来心の丘」で、自然と調和する屋外型のアートを体感することができました。
平山郁夫美術館は最新の技術で再現された絵画の舞台についての展示も豊富な美術館で、絵画そのものをじっくり鑑賞したり、背景をしっかり踏まえてから鑑賞したりと、各々のスタイルで絵画と向き合っていました。
初日から最終日まで天気にも恵まれ、充実した研修となりました。
この四国アート研修で得た気づきや新しい見方を、個人探究や進路デザインに生かしていってほしいと思います!