【2学期授業紹介】高1地理総合・地域共同体をデザインしよう!

高校1年生の地理総合では、探究スキルラーニングとして「地域共同体のデザイン」をテーマにした授業を実施しました。
地理総合は今年度から新しく設定された科目で、本校では高校1年生の全員が必修科目として学びます。
小学校や中学校でも「EU」や「ASEAN」について学ぶ機会はありますが、今回は各自で設定した社会課題を解決するため、一から共同体をデザインすることを最終ゴールに設定しました。
難度の高い課題ですが、壮大なテーマだからこそ、一つひとつ切り分けて論理的に思考する姿勢を育むことができると考えました。
まずは実例を通して地域共同体のメリット・デメリットを知るため、眞淳平『地図で読む「国際関係」入門』(2015)のEUの章を分担して読みました。
続けて、日本が抱える課題をたくさん書き出し、関心のあるものについて統計データをもとに分析しました。
紙の書籍やジャパンナレッジSchoolを基本としていましたが、なかにはOECDや世界銀行などの英語のデータベースにチャレンジする生徒も!
最後は集めたデータを用いて構想した共同体を文章で説明する課題に取り組み、相互にコメントしました。
論理的思考はもちろんのこと、統計データを分析することによる気づき、資料の取り扱いなど様々な経験を積むことができたので、他教科も含めた今後の学習に活かしてほしいと思います。
(担当:中澤)

▼青翔開智の探究スキルラーニングについてはこちら
https://seishokaichi.jp/curriculum/ssh/class/