【グローバル教育】中3英語・オックスフォード大学出版局講演会
11月16日、中学3年生を対象に、オックスフォード大学出版局の玉川(たまがわ)さんによる「仕事と英語」をテーマにした特別講演を行いました。
「高校生までは全く英語が話せなかった」という玉川さん。どのように英語力を養い、その英語力が今の仕事でどう生かされているのかお話いただきました。
オックスフォード大学出版局は50ヵ国にその支部を置く、世界最大の大学出版局です。玉川様の職場(大阪)での英語使用率は7〜8割ほどとのこと。英語を使う=海外で働くというだけでは必ずしもない、将来の自分達を想像しました。
大学に行ってから英語を猛勉強した玉川さんの英語勉強方法は「授業を大切にする」ことはもちろん、「英語の本をとにかくたくさん読む」「興味ある映画・動画を英語字幕で聞き、できれば声に出して読んでみる」といった方法。
大学生の時にアメリカに留学した経験も教えていただきました。色々な人種の人たちと交流でき多様性が学べること、英語力を上げられること、それが今の仕事につながっていることなど留学のメリットもあれば、治安や費用など心配な面もあることを伝えてもらいました。
「英語が通じなくて困ったことはないですか?」という生徒からの質問には「空港の放送が理解できずに搭乗に間に合わないかと思いました。質問することが大切。海外では何も質問がなければ『この人は理解している』と思われます。恥ずかしがらずにわかるまで質問した方がいいです。」とアドバイスいただきました。
今年の中学校3年生の中には将来海外の大学に行ってみたいと思っている生徒や、夏休みを利用して短期留学をした生徒が複数名います。
今回のような講演を通じて自分の将来について考え、鳥取や日本にとどまらず世界に飛躍していく生徒がこれからも増えていってくれると嬉しいです。