【中1・高1 IDEA Camp】デザイン思考で「未来の公園」をプレゼン

連休前日の4月28日(水)、鳥取県内のさまざまな場所で学年別の研修を行いました。学年ごとに様子を紹介しています。
中1&高1:デザイン思考を学ぶIDEA Camp@青翔開智
中2:自然研修@岩美町 浦富海岸
中3:SDGsを学ぶ自然研修@八東ふる里の森
高2:アート研修@植田正治写真美術館・鳥取砂丘ほか
高3:探究論文執筆研修@隼Lab.

中学1年生と高校1年生の研修は、デザイン思考を学ぶワークショップ「IDEA Camp」。まずは Gene Insight 代表取締役社長 佐藤千里様によるオンライン講演で、デザイン思考とは何か、実際にどのように社会で活かされているのかを学びました。

続けて、学んだばかりのデザイン思考のフレームワークを使って、中学1年生と高校1年生の混成チームで「未来の公園」を考えました。本来は、ユーザーの行動を観察したり、プロトタイプでテストを実施したりする中でアイデアを磨いていくのがデザイン思考。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、紙コップやストローなど限られた材料を使ってプロトタイプを作成する縮小版で実施しました。

開始の合図があるとすぐに、「未来」の要素と「公園」の要素を掛け合わせたアイデアを表に書き出していく生徒たち。中学校1年生にとっては少し難しい課題だったかもしれませんが、高校1年生による優しいサポートのもと、グループ内で決めた役割の仕事に生き生きと取り組む姿が見られました。アイデアがまとまってきたら、中学校1年生はプロトタイプ、高校1年生はプレゼン資料の作成へ。

休憩を挟み、午後からは各グループが考えた「未来の公園」をプレゼン。高校1年生が作成した資料をもとに、中学校1年生による発表を行いました。テクノロジーを活用して「空を飛ぶ」「世界中の公園で遊ぶ」といった夢を叶えようとする班もあれば、社会課題とつなげて考えた「災害時に避難所として活用できる屋内型の公園」について詳しく説明する班もあるなど、多種多様なアイデアが披露されました。

青翔開智の探究学習の核となるデザイン思考。このIDEA Campで得た学びを生かして、フレッシュな1年生たちは今後も飛躍していきます。