【2学期授業紹介】中2科学(理科)・天気予報番組制作〜私にとって、忘れられない特別な1日〜
もうすぐ冬休み。12/21(水)より、2学期に実施した授業を順次紹介しています!
中学校2年生の気象分野のまとめとして、「明日の天気を予報する」という活動があります。
本校でも「天気予報番組を作成する」というテーマで実施しました。
まず、気象分野の学習初めに気象予報士による講義を受け、「プロがどのように気象を予測しているのか」のイメージを感じてもらいました。
その後、雲が発生する原理等の学習を進め、日本の気象の範囲からプロジェクト学習を実施しました。 教科書通りの「明日の天気を予報する」では予報が重なってしまうこと、四季を網羅できないこと、時間的な制限があることなど難点がいくつか見られたため、「私にとって、忘れられない特別な1日」を決めて、その日の自分に向けた天気予報番組を作成することにしました。
この取り組みでは、
1、観天望気や気象の変化について、それぞれの事象のつながりを「時間的視点と空間的視点」をふまえて言語化すること。
2、天気予報番組をつくる際に、過去の自分をペルソナ設定して、「誰に向けた成果物なのか」を明確にした作品をつくること。
という2点を生徒に意識してもらいながら取り組んでもらいました。
完成した作品の鑑賞会には、学習初めに講義をしていただいた気象予報士の方に参加してもらい、プロの目線から生徒の作品にフィードバックをしてもらいました。
今回の取り組みを通して、
1、本物と出会うこと
2、選択できる自由度を持たせること
3、感情に意識を向ける機会を設けること
などの要素が生徒の学習意欲を加速させたと感じています。
(担当:松永)
▼紹介動画もぜひご覧ください!(青翔開智中学校・高等学校 YouTubeチャンネル)