カンボジアからの留学生 ラタナさん最終日

臨時休校に伴い実施した3/2(月)の全校集会は、カンボジア出身のラタナさんの最後の登校日になりました。
本校にとって、初めての長期留学生。2学期に高校1年生のクラスに入って約8ヶ月、少し帰国日が早まり、あっという間にお別れの日となってしまいました。
 母国語のクメール語だけでなく英語も堪能で、最初は英語でクラスメイトと話していましたが、だんだん日本語でもコミュニケーションが取れるようになり、全校集会では日本語で最後の挨拶をしてくれました。
 その後、クラスメイトの高校1年生と最後のホームルーム。ラタナが日本語で作った青翔開智の紹介ビデオをみんなで視聴し、今度はクラスメイトが作ったラタナと過ごした今年度を振り返るビデオを見ました。最後の挨拶では、「まだ帰りたくない。。。」と思わず涙が。きっといろいろな思い出があふれたんだと思います。その一言でたくさんの気持ちが伝わってきました。
屈託のない笑顔で、男女問わずクラスのみんなといつも楽しそうに話していたラタナ。とてもがんばり屋さんで、自ら希望してバドミントン部に参加。最初は日本語がわからない中、授業も周りに助けてもらいながら頑張っていました。生徒たちや教職員も彼からたくさんのことを学んだように思います。
 
鳥取を経つ日には、マスク姿のクラスメイトや教員が次々と空港へ……一部のクラスメイトはZoomやSkypeで見送り参加。飛行機に乗り込んだ後も雨の中、みんな展望台で名残りおしそうに手を振っていました。
ラタナがいないととても寂しくなりますが、青翔開智は来年もカンボジアでのプログラミング研修を予定していますし、ラタナも将来また日本の大学に戻ってきて勉強することを希望しているので、きっとまた会えると信じています!
最後に、ラタナのホームステイを受け入れてくださった高校2年生のAさんのご家庭に感謝の意を示したいと思います。毎日元気に学校に通わせてくださりありがとうございました!