【高1研修旅行】アート思考研修

高校1年生は、3/7-3/10にかけて四国にてアート思考研修を行いました。
高校2年生で始まる「個人テーマによる課題研究」に向けて、さまざまな活動を通して自分の価値観に触れ自己理解を深めました。

1日目は大塚国際美術館を訪問。世界中の陶板名画が集まる日本最大級の美術館で鑑賞を楽しみました。これまで英語の授業で、同美術館で展示されている絵を使った対話型鑑賞や、中学1年生に向けた美術館紹介&チラシ作りなどに取り組んでいたこともあり、授業で行ったことを思い出しながら鑑賞をしていました。

2日目は松山市で俳句の作成に挑戦。松山はいく事務局員の方の案内で俳句について学んだ後、松山城を散策しながらそれぞれが俳句を考えました。散策後は子規記念博物館で講師の方を招き、句会ライブを実施。作成した俳句についてみんなで対話をすることで、個々人の感性に触れました。同じ俳句でも読む人によって捉え方が違い、興味深い時間でした。

3日目はグループで事前に経てたプランに沿って行動。学年目標の”ENJOY”を元に「〇〇JOYクエスト」と名付けたこの日はそれぞれが一番楽しめると思った場所に出向きました。島にサイクリングに向かったグループ、着付けして街を練り歩いたグループ、美味しいものに出会いにいったグループ、そして自分の趣味を堪能したグループなどENJOYな1日になったと思います。

4日目の最後は倉敷に移動し、大原美術館を訪問。1日目の大塚国際美術館にあった絵画もあり、陶板と実際の絵画との違いを楽しみました。

4日間、絵画や俳句を通して自己の価値観に触れた高校1年生はこれからそれぞれ唯一無二の探究テーマを設定し、研究を進めていくことになります。探究の中で迷った時、壁に当たった際に今回の旅を思い出し、自分が何を大切にし、どんなことに楽しみや興味を持っているのか再確認する場にしてくれると嬉しいです。