【授業紹介】高2基礎研究・化学探究キックオフ!身近な化学に関する本から問いをたてる

高校2年生の学校設定科目、「基礎研究」は今年度から始まった科目で、化学基礎と並行して化学分野をさらに深め、探究的な学びを行います。(担当:松永)
この日は「化学探究キックオフ!」と題し、「わたしの身近に化学はあるの?」をテーマとした授業の始めの1時間を行いました。
その形式は、3-4人でひとつのグループになり、1グループの机あたり5冊の本が置かれ、「本の回転寿司」を行うというもの。
まずは興味をもったタイトルの本を1冊選んで目次を中心に3分間の「品定め読み」。
本の中で気になった部分をさらにじっくりと5分間「おかわり読み」。
最後はグループメンバーと「気になった部分」や「読んで知った内容」を1分間ずつ発表してシェアします。
シェアを終えたら隣のグループへ5冊をまわしていきます。
準備された本は、料理・掃除・洗濯・スキンケアなど身近な化学に関するもの。
日焼け止めの中の紫外線吸収剤のこと、洗濯用の界面活性剤のこと、栄養ドリンクに含まれる成分のことなど身の回りの日常の中にも化学があることが少しずつわかってきたようです。
生徒は本を読んで得られたことをシェアしながら、「質問の型」を使って素朴な疑問を洗い出していました。
今後はシンプルな疑問を「検証可能な問い」へと深め、いよいよ各自の問いを探究していきます!

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