『発明楽コンテスト』での受賞&『鳥取文芸』への提案

久しぶりに生徒が登校した1週間。あっというまの貴重な5日間でした。マスク着用・換気・手洗いを徹底し、放課後は校内中の扉や電気のスイッチ、テーブルなどを消毒。最初は緊張の面持ちだった新入生も徐々に学校に慣れ、新しいクラスメイトと楽しそうにすごす姿が見られました。
どの授業もガイダンスが終わり、いよいよ本格的に今年度の学習がスタートしていますが、4/27(月)〜5/6(水)は再び臨時休校となります。
教室に生徒の声が響かない日々は寂しいですが、また元気に会える日を心待ちにしたいと思います。なお、休校期間中はオンライン授業を実施します。

昨年度、探究の授業で個人課題研究に取り組んできた高校3年生の生徒2名に関する報告です。
梶田 柊羽 さんが「発明楽コンテスト」に応募した「食物アレルギー判別アプリ」で奨励賞を受賞。お菓子が大好きだけど食品アレルギーを持つ梶田さん。これまでは、商品に含まれているアレルゲンを確認するため、パッケージの成分表示をしっかり読まなければならなかったそうです。もっと簡単に判別するにはどうすればよいかという等身大の疑問からスタートし、既存のアレルギー判別アプリを開発されている企業の方からもお話を聞きながら探究した内容を今回のコンテストに応募しました。授賞式は休校中でオンラインだったため、今週やっと賞状や副賞を手渡すことができました!

2人目は「『鳥取文芸』を若者に読んでもらうためには〜中高生に向けたニーズ調査・分析とその解決策に向けて〜」というテーマに取り組んできた清水 宝さん。『鳥取文芸』は鳥取市社会教育事業団が発行している歴史ある文芸誌ですが、中高生にはなかなか馴染みがありませんでした。今後も鳥取で言葉の文化が充実し鳥取文芸が続いていくよう、現状分析と提案を行いました。その活動の様子が4月12日の地元紙・日本海新聞の1コーナーに掲載されており、本人も周りも驚いております!ありがとうございました。

高校3年生は、探究活動や学校生活で身につけたさまざまなスキルやマインドをもってこれから進路デザインへと進んでいきます。この先どんな困難があっても、青翔開智で学んだことをもとに、それぞれが鳥取そして世界の課題を解決していってくれると信じています!