【授業紹介】中3道徳・部落差別の歴史について知る授業を実施(鳥取市人権情報センター出前授業)

11月10日(金)、中学校3年生の道徳の授業では、鳥取市人権情報センターの方にお越しいただき、被差別部落が生まれてきた歴史や部落で育った人々がどのような差別を受けてきたのかについて理解を深める出前授業を実施しました。

被差別部落を取り巻く課題について体系的に学んだ経験はない生徒のほうが多かったためか、新しく得る知識を次々図示したり文字で書いたりして積極的に記録する姿が見られました。
当日いただいたお話には「差別というものは差別する側の論理が押しつけられて生まれる」「出身地が被差別部落であるというだけで、就職をする際や結婚をする際に見えない社会的障壁へぶつかる」といったことがあり、衝撃を受けている生徒もいました。

自分1人の力ではどうすることもできない課題について知る機会を持つことで、差別を助長しないためにまず始められることは何か考えたり、少しずつでも行動したりすることができるようになってほしいと願っています。(担当:金田)