【授業紹介】中3〜高2理科・12/1(金)オーストラリア「La Trobe University(ラ・トローブ大学)」David教授による特別授業〜宇宙空間における放射線の影響〜
12/1(金)、オーストラリア・メルボルンのLa Trobe University(ラ・トローブ大学)からDavid Hoxley教授が来日され、特別授業が行われました。
受講は希望制で、中3、高1、高2の3学年の生徒が参加。
この特別授業のテーマは「宇宙空間における放射線の影響」で、前半は放射線の基礎知識などについての講義を受講。
All Englishの講義内容を、周りと内容を確認しながら懸命に聞き取っていました。
後半では異学年でグループを組み実験を行いました。現地の大学にある装置をChromebookで遠隔操作し、さまざまな放射線を物体に当てた際の透過率による、放射線の種類を考察しました。ホワイトボードやiPadを活用し、データを整理しながら進めることができました。
授業終了後にはたくさんの生徒がDavid教授のもとへ列を成し、「なぜ物理というフィールドを研究しようと思ったのか」、「月面に基地を作るにはどうするべきなのか」などさまざまな質問を投げかけていました。
高校生だけでなく、中学校3年生も4人の生徒が英語で質問をしている姿がとても頼もしかったです。
授業後には教授から、上級生が中心となって非常に良いチームワークで進めていたことや、データを取り考察しようとする姿を褒めていただきました。
海外の大学教授から直接指導をしていただけたことは、生徒達にとって、刺激的な時間になったのではないでしょうか。
本授業は、ラ・トローブ大学の教授陣が日本を特別訪問されるにあたり、通常オンラインで実施しているSTEM教育プログラムを、直接体験できる出張授業の機会を提供していただいたものです。宇宙科学の最先端知識を知り、国際交流の貴重な機会にもなりました。
このような機会をつくってくださった関係者の皆様、そしてDavid教授に感謝申し上げます。