高校1年生では2022年度より学校設定科目として「STEAM」という授業を行なっています。
STEAMとはScience（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、Art（芸術・リベラルアーツ）、Mathematics（数学）の頭文字をとったもので、様々な分野・領域を横断しながら学びを深めていきます。

3学期はAdobeのIllustratorというグラフィックデザインツールを使った表現活動を行いました。
このツールを用いて、自分の趣味・将来の目標・改善したい習慣などの「新年のゆるい抱負」を設定しシンボルやイラストで視覚的に表現しました。様々なフォントをペンツールを用いてアレンジしオリジナルのイラストを作成し、レイヤー機能で複雑なデザインを構築するなど、Illustratorの多様な機能を活用しました。
このプロジェクトを通じて、生徒たちはグラフィックデザインの基本原則、ベクトルイラストレーション*1の技術、視覚的コミュニケーションの能力を身につけ、自己表現の楽しさを発見しました。
これらの活動を通して、技術を身につけながら自己表現の幅を広げ、高2の探究（個人テーマによる課題研究）に向かっていきます。

生徒が作成した抱負をBlenderで作成した部屋*2に貼り付けたものを、以下のリンクから見ることができます。気になる方はアプリをインストールしてぜひ見学してみてください！
https://cluster.mu/w/46fc2721-dca9-4f36-bd45-9bed96834159

*1 点と点の座標とそれを結ぶ線を、ベクターの数値データをもとにして、計算により表現するイラスト
*2 Blenderを使ったオリジナルの部屋づくりの授業はこちら
https://seishokaichi.jp/news/post-16201/