【高2研修】個人テーマによる課題研究スタート〜テーマ設定とインタビュー調査の計画〜
4/25(木)〜4/26(金)にかけて、学年別で研修を行いました。
高校2年生は探究(個人テーマによる課題研究)に取り組みました。
青翔開智の探究は「好きなこと(興味・関心など)」「得意なこと(能力など)」「価値観(大切なもの・許せないものなど」「社会から求められること(身の回りや世界の問題・課題)」の4つがまじわるところに研究テーマを設定します。
1日目は探究する領域を探るため、県立図書館の研修室を会場として周辺知識・関連情報の収集を行いました。図書館で本を探すときのポイントを復習し、まずは興味・関心のある領域の本を手元に10冊集めました。
その後、「点検読書」という方法で10冊の本に目を通しながら点検し、じっくりと読み込むべき3冊を絞り込みました。
絞り込んだ3冊は図書館の分類に沿って模造紙に貼り出し、クラスメイトと対話しながら誰がどのようなことに関心を持っているかをシェアしていきます。
午後は、目次の活用や調べるときの本の読み方のコツを確認し、3冊の本を使って情報収集。医療・エンターテインメント・心理・歴史・環境・経営など、関心がある領域が近い生徒同士で
3人組になり、本を通して新しく知ったことや疑問に思ったことを共有しました。
さらに、素朴な疑問を「問い」の形に深め研究テーマとして設定するため、「疑問を持つときの視点・観点」をヒントに疑問の洗い出しをしていきました。
2日目は「パレットとっとり」を会場に、「社会から求められること」についてディスカッションやワークによって深めました。
自分が探究したい領域で「困っている人」を具体的に思い浮かべることで社会が解決すべき問題・課題の発見を目指しました。
また、課題を発見するためにインタビューする相手を探してみたり、質問内容を考えてみたり、インタビューを依頼するメールを書いてみたりと、今後の探究活動に必要なこともディスカッションを通じて考えました。
「自分が関心ある領域を掘り下げることができた」「インタビュー方法がわかった」「これからの探究の流れがなんとなくわかった」といった声が生徒からあがりました。
明日は高校1年生の研修の様子を紹介します!