【授業紹介】高1STEAM・SATORI株式会社 浅井様による「アンケート調査」を学ぶ講演会

6月10日(月)、高校1年生のSTEAMの授業において、SATORI株式会社の浅井様によるオンライン講演会を行いました。
調査を行う企業の視点から、「アンケート調査」の手法についてご講演いただきました。
青翔開智の「探究」の授業では、特に高校2年生以降の「探究Ⅴ」「探究Ⅵ」(個人テーマによる課題研究)において、仮説検証やその前の調査として、アンケートを実施することがあります。
また高校1年生は学校設定科目STEAMの授業の中で「アンケートと検定」という単元を行なっており、どのようにアンケート調査を設計するか、統計的検定はどのようなものかを実際にアンケートを作成しながら学んでいます。
より良いアンケートを実施するために今回の講演会を行いました。

講演会の中では、「正しい調査ってどんな調査?」などを考えながら、調査の手法を学びました。
そして、調査をする際には調査をする側から「バイアス」を持って調査していないか意識する必要があることを学びました。
選択肢を恣意的に設定したり、リード文や補足説明で暗に誘導していたりすることがないよう、どのようにアンケート調査を設計するかを考える機会となりました。
最後には、生徒からの質問も多くあがり、身近なアンケート調査に対する見方にも変化があったようです。
今後も「STEAM」の授業では、「探究」の授業を補強する表現技法や技術を、楽しみながら習得していきます。

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