【祝】令和6年度学習デジタル教材コンクールにて日本教育新聞社賞を受賞
『令和6年度学習デジタル教材コンクール(主催:公益財団法人学習情報研究センター)』において、社会科・池田 夏暉の授業実践が日本教育新聞社賞を受賞しました。
また、8月19日(水)には、東京富士大学を会場に行われた表彰式に参加してきました。
受賞結果(学年・教科)
【日本教育新聞社賞】(中1・社会)
「VRを利用した震災前後の能登半島輪島地区の比較」
この授業で開発したのは、能登半島輪島地区を対象として、VRで被災の状況を体感しながらどのような地形的な変化があったのかを学ぶツールです。
VRプラットフォーム”Cluster”を活用し、能登半島輪島東地区の震災前後や地形図に切り替えられるワールドを約8000分の1スケールで表現したものです。国土地理院のデータを基にした衛星写真と3DマップをBlenderというモデリングツールで編集し、ゲームエンジンのUnityを用いて、様々なインタラクティブな要素を追加しています。利用者は複数人で大型ドローンに乗りながら3Dマップ内を巡回し、対話を交わすことで地域の変化を直感的に体感することができます。
現在、能登半島は震災からの復興も道半ばという中で、豪雨災害にも見舞われ、より多く支援を必要としている状況です。メタバース空間を用いた授業を行うことで、今ある技術をどう防災や復興に活かしていけるか、これからどう関われるかを考えてもらたいと思っています。
▼学習デジタル教材コンクールについてはこちら
https://gakujoken.or.jp/ghp/r6conckekka/