【授業紹介】中2道徳・差別や偏見のない社会の実現に向けて(白兎養護学校・コラボ授業)
青翔開智中学校・高等学校では、建学の精神である「探究」「共成」「飛躍」を中心に6年一貫の教育プログラムを提供しています。本校の道徳では、「自分自身」「人との関わり」「集団や社会との関わり」「生命や自然、崇高なものとの関わり」という4つの視点に加えて、レジリエンス教育とダイバーシティ教育を盛り込み、「自己肯定感」や「メタ認知」をキーワードに世界との「共成」を目標とした価値観の養成と道徳的実践力の育成に取り組んでいます。
10月7日・10日、中2の道徳において、白兎養護学校の伊藤先生をお迎えして多様性の理解を深める授業を実施していただきました。
初回は発達障がいへの理解として、利き手ではない方で字を書いてみる、相手の目を見ないで話す、などの活動を通して発達障がいの感じ方の体験を行いました。
1回目は自分ごととして考えるとして、各人が自分の得意なことややりやすいこと、苦手なことややりにくいことを共有し、周囲にどうしてほしいか聞き取ることで、多様性の理解を深める活動を行いました。
生徒は、人にはいろいろな感じ方、感覚、伝え方、表し方の人がいること、感じ方は違っても感情は同じであること、などを体験を通して実感することができ、改めて自分自身、自分の周囲の人との関わり方に思いを巡らせていたようでした。
今後の道徳の授業でも折りに触れて伝え続けていきたと思います。