【SSH】高1東京研修・1日目 電気通信大学を訪問 研究の現場と社会への接続について学ぶ

高校1年生は、11/5から11/8まで、SSH事業の一環として東京都で研修旅行を行いました。
「東京の商店街をテクノロジーを活用して活性化するアイデアを提案する」をテーマにデザイン思考とシステム思考を活用した4日間の活動に取り組みました。

【1日目:社会実装される技術が研究されている現場を知る】
1日目は、朝早く鳥取を出発し、午後から電気通信大学を訪問しました。
大学の概要を紹介していただき、石垣陽特任教授からの講義を受講しました。
アートやテクノロジーを掛け合わせ、ビジネスにもつなげていく石垣教授の研究。
裸眼で見ると見えない映像が偏光板を使うと見える、という効果を、ブランドの展示会や、弱視の治療に活用した話などを伺いました。
研究をどのように社会実装するか、そして社会をどのように考えていくか、さまざまな視点を得ました。
質疑応答では、研究はひらめきから始まるからこそ、そのひらめきを探しに現代アートを見たり、日常をよく観察したりすることの重要性についてお話がありました。
その後、研究室や、学生が自由にプロトタイプ作成をする工房(ピクトラボ)を見学しました。
3DプリンターやVR用の機材などを使うことができる部屋などを、実際にピクトラボを使っている学生の方の案内のもと説明を聞き一部体験もさせてもらいました。
石橋功至教授の研究室では、通信に関わる最先端の研究を知りました。
そして、企業と連携することによって、研究が実社会にいかされる現場を学びました。
学校での理科や数学の学習が研究の基盤となっていること、学会などでコミュニケーションをとるために英語が重要であることなどを伺いました。
大学の研究の最先端を知る機会になった1日目でした。

2日目以降は、実際に仙川駅前にある商店街に向かい、アイデアを考えていきます。