【授業紹介】中2道徳・鳥取聾学校 出前授業「きこえない・きこえにくいことについての理解を求めて」

12月2日(月)、鳥取県立鳥取聾学校の前田 航季先生を講師にお迎えして「きこえない・きこえにくいことについての理解を求めて」と題した出前授業を行いました。

先生が大学生活でサポートしてくれた友人へ感謝を伝えたとき「きみのためというより自分自身の学びのためだ」と言われてとても嬉しかったことなどの経験をまじえ、感謝の気持ちを表す・聴こえなくても、できることを見つける・聴こえないこともポジティブにとらえることを大切にしていることを伝えてくださり、当日も手話ボランティアの方へ感謝の思いも述べられていました。

また日常生活の病院やコンビニ、また災害時などでどのようにすれば聴こえにくい人が困らないで済むのかなどのグループワークや手話の挨拶を教えていただくなど、生徒たちも改めて様々な人が一緒に暮らす社会のあり方について見つめなおすよい時間になりました。

中学校2年生は、次年度、中学校3年生時の探究の授業では公共の福祉について学び、多様な幸せ(Well-being)とは何かを考えていきます。道徳の授業の学びを探究にもつないでいけたらと思います。

▼「探究」Ⅰ〜Ⅵの授業についてはこちら
https://seishokaichi.jp/curriculum/investigative-learning/