【高1研修旅行】3/4〜7四国アート思考研修(前編)〜大塚国際美術館 対話による鑑賞と松山城 俳句づくりと句会ライブ〜
高校1年生は、3/4(火)~3/7(金)にかけて四国にてアート思考研修を行いました。この研修は高校2年生で始まる「個人テーマによる課題研究」に向けて、さまざまな活動を通して自分の価値観に触れ自己理解を深めることを⽬的としています。
1日目は、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行き、アート作品の鑑賞を行いました。大塚国際美術館は世界中の名画が陶板として再現された日本最大級の美術館。地下3階から地上2階まである広大な館内に圧倒されました。英語の授業で行ったアート鑑賞の探究スキルラーニングや、学校設定科目「共成と飛躍」の授業で行った視覚に障がいのある方々と共に対話しながら鑑賞する『インクルーシブ・アート共同鑑賞ワークショップ』の経験を踏まえ、作品を鑑賞します。
「自分はこの作品に惹かれる。なぜだろうか。」「この作品を自分はどう解釈するか。友達との対話により、どのように自分の考えは変化するだろうか。」
その理由や考えを言語化することに挑戦します。
言語化したのち、学年全体で共有を行いました。
生徒たちはみな、これまでの学習で身につけたアート思考を十分に発揮しながら対話と鑑賞を楽しめた様子です。
2日目は、松山城を舞台にした俳句に挑戦しました。
松山はいく事務局員の方々から、俳句作法のレクチャーを受けたのち、松山城へ移動します。
天守閣から松山市内を一望したり、自由に散策したりしながら、感じ取った四季の機微や自分自身の今の状態、研修内で感じたことなどを、五七五のリズムに乗せていきます。
事前に古典の授業で学習した、俳句の作り方を十分に活かすことができました
各自が俳句を詠んだ後は、子規記念博物館に移動して『句会ライブ』を行いました。
株式会社 夏井&カンパニー所属の俳人である家藤正人さんに全体のファシリテーションをしていただきました。各々の作った俳句を題材にして、「この俳句からどのような印象を抱くか」
「別の解釈をした人は、どのようなことを感じたか」
などの問いに対する考えを全体で引き出しながら、各々の思考力をスパークさせました。
特選句に選ばれた7つの句を作ったみなさん、おめでとうございます。
美術館での鑑賞、俳句づくりを通して、アート思考への理解はより一層深まったように思います。
次回の新着情報では、アート思考研修3日目と4日目について紹介します。
▼「鳥取県インクルーシブ・アート共同鑑賞ワークショップ」の実践報告はこちら
https://seishokaichi.jp/news/post-21264/




























