【授業紹介】高2言葉と表現「ラップから紐解く英語と日本語〜喜怒哀楽を言葉に乗せて〜」

青翔開智では2023年度より、学校設定科目として「言葉と表現」という授業を開講しています。
この授業では、「言葉に関する理論や観点を理解し、それを基に言葉や言語作品を解釈し、他者に向けて表現することで、言葉や文化を知的に楽しみ、多様な人々に共感する力を養うこと」を目標としています。

3学期は、「言葉での表現を通して、どのように共鳴を起こすことができるか?」という本質的な問いを掲げ、「ラップから紐解く英語と日本語〜喜怒哀楽を言葉に乗せて〜」をテーマに学習を進めました。
生徒たちは、ヒップホップ文化の歴史やライミング(韻)の仕組みを学びながら、最終的に日本語でオリジナルラップを作成し、その歌詞の解説を作成しました。
今回の単元ではヒップホップの成り立ちや社会的背景を学ぶことからスタートしました。その後、自己紹介ラップの作成を通じて、自分自身を言葉で表現することに挑戦しました。さらに、英語と日本語のライミングの違いを分析し、それを踏まえた歌詞作成に取り組みました。生徒たちは、言葉をリズムに乗せる方法や響きを工夫する技術を学びながら、言葉による表現の奥深さに触れていきました。

3月3日には、ラッパーで詩人のFUNIさんをお招きし、ワークショップを開催しました。
このワークショップでは、まず生徒たちが自分のMCネームを考え、その由来を共有しました。
親から与えられた名前ではなく、自らの言葉で名付けることで、自分のストーリーを語るという体験をしました。
FUNIさんは、「自分のストーリーを語り、表現することで勇気づけられる人がいること、そして、頭で考えるだけでなく、まず実践してみることの大切さを実感してもらえたら」という思いを込めて、ワークショップを行ってくれました。
FUNIさんありがとうございました!
(担当:石田・三浦<英語科>)

▼FUNIさんについてはこちら(Instagramアカウント)
https://www.instagram.com/funi22/?hl=ja

▼高2は課外活動でもラップ制作に挑戦しています
【高2課外活動】第7回「全国高校生動画コンテスト YouTube甲子園」学校地域魅力部門に挑戦中!(高2チームKYY2024)
https://seishokaichi.jp/news/post-20717/