【中1研修】青翔開智の名物アイデアソンで「未来のバス停」を探究(IDEA CAMP)

4/24(木)〜4/25(金)にかけて、学年別で研修を行いました。
中学校1年生はアイデアソン形式のIDEA Campを実施しました。
アイデアソンとは、「アイデア」と「マラソン」をかけあわせた用語で、特定のテーマについて個人またはグループがブレインストーミングを行い、限られた時間内で生み出されるアイデアを競うものです。
主にIT分野、ビジネスにおいて、新しいアイデアでイノベーションを創出することを目的に行われています。青翔開智では、「IDEA Camp」を毎年実施しており、その過程には探究の授業で取り組む「デザイン思考」の要素も取り入れています。

1日目はまずアイデアの出し方について学びました。
「青翔開智の先生がハッピーになるデザート」というテーマのもとアイデア出しを行い、why(なぜそれをしたいのか) how(それはどんな体験か) what(それは何か)の3点を意識して発表しました。
その後もアイデア思考ツール(マトリクス)などの、よりアイデアを出しやすいツールを学びました。
アイデアの出し方を学んだあと、フィールドワークとして鳥取駅に出かけ、実際にバス停やバスを観察しました。バス停とバス、そしてバスの周囲の状況を観察することにより、交通状況や利便性、利用状況などいろいろな気づきを見つけることができました。
午後はグループに分かれて発表準備に取り掛かりました。
アイデアを紙やコップ、ストローなどを使って具現化し、簡易プロトタイプを作成しました。
その後作成したプロトタイプは高校生1年生に向けて発表し、たくさんアドバイスをもらいました。

2日目はGoogleスライドの使い方レクチャーを受けた後、1日目に作成した「未来のバス停」プロトタイプを発表スライドにまとめました。
最終発表前には再度高校1年生に発表を見てもらい、良い点や改善点などの意見をもらいました。
最後は体育館で同級生や保護者の方に向けて発表会を行いました。今年度は生徒と一緒に教職員グループもアイデアを発表するなどとても盛り上がりを見せた発表会となりました。

2日間を通して生徒は、良い緊張感の中で笑顔もたくさん見られました。
アイデアを出す楽しさを感じながら未来のバス停について真剣に考える様子が見受けられました。

青翔開智の探究学習の核となるデザイン思考と、創造力を高め創り出したアイデアを人に伝える楽しさを体験した生徒たち。
このIDEA Campで得た学びを生かして、青翔開智生としてさらに飛躍します!