【SSH】高3生徒が令和7年度SSH生徒研究発表会に参加しました 〜集団の一体感と個室のプライベート感が共存する映画館設計の探究〜
令和7年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会が8月6日・7日に神戸国際展示場で開催されました。本発表会は、全国のSSH指定校から代表生徒が一堂に会し、日頃の課題研究の成果をポスター形式で発表する大規模な会です。
本校からは高校3年生の山下愛楽さんが代表として参加し、研究成果を発表しました。
発表テーマは『集団の一体感と個室のプライベート感が共存した映画館の設計は可能か』です。
山下さんは、映画館において「観客同士で一体感を味わう体験」と「自分の空間で安心して鑑賞する感覚」を同時に実現できないかと考えました。
物理的・数学的な設計を通じて検討を進め、その成果として、観客一人ひとりが透明な楕円体の個室に入り、個室ごとの音声を聞きながら、館内全員で同じスクリーンを共有する新しい映画館のかたち『egg THEATER』を提案しました。
発表では、他校の生徒や教員、関係者の方々から今後の研究につながる貴重なフィードバックをいただきました。また、全国の高校生による多様な研究発表を聞く中で、発表のレベルの高さに刺激を受けるとともに、新たな発見や疑問も生まれる有意義な機会となりました。
本校では今後もSSH事業を通じて、生徒の探究的な学びと発表の場を大切にし、課題研究をさらに発展させていきます。



