【授業紹介】中1道徳・自然と社会をつなぐダム〜殿ダム見学を通して恵みと責任を知る〜

10月30日(木)、中学校1年生は道徳の授業で、学校からバスで20分ほどの場所にある「殿(との)ダム」で校外学習を行いました。
今回の授業の目的は次の2点です。
①自然の崇高さを知り、自然環境を大切にすることの意義を理解し、自然の愛護に努めること。
②社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め、公共の精神を持って、よりよい社会の実現に努めること。

到着後、管理支所でクラス毎に担当の方から「殿ダム」についての説明を伺いました。
ダムの役割だけでなく、殿ダムはロックフィルムダムと呼ばれれ、自然にある土や岩石を積み上げて作られていること。そのため環境への配慮と機能性を兼ね備えた作りになっていること。そして中国地方最大の高さを誇ることなど、初めて知ることばかりで生徒も興味深く聞いていました。 
その後は、ダムの中にある監査廊(点検通路)を歩きました。急な階段が流づく構造に怖がる生徒もいるほどでした。
最後は、学年全体で集まり担当の方との質疑応答の時間です。生徒から多くの質問が出て時間が足りないくらいでしたが、生徒の質問に一つ一つ丁寧にわかりやすく答えていただきました。

今回の見学は、50年以上前から計画、準備され建築された巨大な建造物であるダムやそこで働く人たちのおかげで、私たちの生活が守られていることがわかった貴重な時間となりました。
いろいろとお世話になりました殿ダム管理支所のみなさま本当にありがとうございました!