【授業紹介】読書週間のメディア委員会企画・読書LHRを実施しました 〜新しい知識・発見をシェアしよう 本の紹介を通して全校で交流〜

毎年、文化の日の前後2週間は「読書週間」。
全国の図書館・学校図書館でさまざまな読書推進イベントが行われています。
青翔開智では、10月から11月にかけて生徒会活動の一環としてメディア委員会(旧称:図書委員会)が中心となり読書や本に親しむ企画を開催しています。

10/30(木)LHRの時間は、全校で本の紹介をし合う「読書LHR」を実施しました。
「新しい知識・発見をシェアしよう」をテーマとして、異学年でペアを組み、本を紹介し合います。
普段は、学校図書館の本の分類では「9類(文学小説・詩・エッセイなど)」の利用が多い青翔開智生ですが、今回の読書LHRでは「9類以外の本」を持ち寄り読書ジャンルの幅を広げることを目的のひとつとしました。
各教室には情報科学、歴史・地理、社会科学、自然科学、芸術、スポーツなど多彩な本が集まりました。
教室の司会進行はメディア委員会(旧称:図書委員会)が行いました。

生徒たちは相手が紹介する内容を傾聴し、ワークシートに記録します。
さらに、相手から聞き取った内容を確認したり、補足したりしながら、紹介された本を自分のものにしていきます。

次は、お互いに本を交換し、ペアを変えて、「さっき紹介しあった本」について紹介し合います。
自分がまだ読んだことがない本について紹介するのは難しいことですが、相手から情報を引き出して整理してまとめることで、話した相手への理解が深まります。
他己紹介形式で本を紹介することで、傾聴力や相手の話を要約する力、他者の興味・関心に共感する力を高めることをねらいとしています。

読書LHRを終えた生徒たちからは、
「とっても楽しかったというのが率直な感想です!本を通して他学年と交流を深めることができたと感じるしいろんな面白そうな本に出会えることもできた」
「人に説明してもらったものを自分が説明するのは楽しかった」
「こんな本が青翔開智にあったんだということが知れて良かった」
「高校生の先輩が「ペア組む?」って誘ってくれた。みんなすごく友好的で話しやすかった」
「聞いた内容をまた他己紹介する仕組みが個人的にはすごく好きです」
「先輩がとても優しくて、本を紹介する時緊張するかな、と思っていたけど、先輩が優しく接してくれたので少し和んで、本の紹介も最初以降話しやすくなった」
といった感想が寄せられました。

また、今後への要望として
「花鳥風月(普段活動している中1〜高3までの縦割り班)をベースにした教室では、なくもっとごちゃ混ぜの異学年で交流したい!」
「司会進行のメディア委員の本の紹介も聞きたかった」
「教室に集まった本が一覧になったら嬉しい。気になった本がいくつかあったけど「気になった」で終わってしまったから本のリストなどがあると後で借りやすい」
といった声も寄せられました。

次年度以降も内容を改善しながら、全校で本を通した交流を続けていきたいと思います。