【授業紹介】中3道徳・廣徳寺にて心を整え自分と向き合う坐禅体験

12月1日(月)、中学校3年生は道徳の授業で、廣徳寺にて坐禅体験を行いました。
今回は「心を整える」「自分と向き合う」ことを目的とし、普段の学校生活では味わえない静かな時間の中で、自分と向き合うひとときを過ごしました。
講師は、廣徳寺の高垣さんです。はじめに坐禅の意義や姿勢、呼吸の整え方などについて講話をいただき、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
坐禅は15分間を2回行い、1回目は落ち着かない様子で姿勢を保つことに苦戦している生徒も見られました。しかし2回目には、静けさに身を任せ、呼吸に意識を向けながら雑念と向き合う姿が見られ、場の空気もより落ち着きに満ちていきました。
そして、生徒一人ひとりが「今自分にできることを全力でやりきる」ということの重要性をお話しいただきました。

終了後、生徒からは「心がスッキリした」「いろんなことを考えては消す作業が大変だったけれど、終わると達成感があった」といった声が聞かれ、坐禅を通して心の変化を実感した様子でした。

今回の体験は、生徒にとって心を落ち着かせる方法を学ぶ貴重な機会となりました。
今後も道徳の授業や学校生活の中で今回の学びを活かし、自己理解や心の整理につながる取り組みを続けていきたいと考えています。