12月23日（火）4限のLHRにて、中学校1年生から高校1年生の生徒を対象に、海外派遣事業および海外研修の報告会を実施しました。本報告会は、実際に海外研修を経験した生徒の体験談を通して、国際理解を深めるとともに、来年度以降への挑戦意欲を高めることを目的としています。

中学校1・2年生向けには、鳥取市の代表として海外派遣事業に参加した生徒2名が登壇し、現地での交流や文化の違い、英語で思いを伝える難しさと楽しさについて報告しました。
▼派遣事業の概要はこちら（鳥取市ホームページ）
令和7年度鳥取市グローバル人材育成事業　派遣の概要

中学校3年生から高校1年生向けには、マレーシア大学視察研修と、SSH事業のひとつでもあるオーストラリア・アデレード海外研修を経験した生徒が登壇し、学校生活やホームステイ、現地での学びを具体的に紹介しました。
▼マレーシア大学視察研修についての記事はこちら↓
【海外進学支援】マレーシア大学視察研修①〜多文化の都市で、ことばと文化を学ぶ〜
【海外進学支援】マレーシア大学見学研修②〜自分の未来を、大学の中に見つける〜

▼オーストラリア・アデレード海外研修についての記事はこちら↓
【SSH】オーストラリア・アデレード海外研修①　現地の高校で課題設定とアイデア創出（2025）
【SSH】オーストラリア・アデレード海外研修②　3・4日目、現地の高校生との交流と大学・企業での学び
【SSH】オーストラリア・アデレード海外研修③現地教員と在校生に向けてプレゼンテーション

どの発表も、自身が心に残った出来事や、成長を実感した瞬間が率直な言葉で語られ、聞く側の生徒に強い印象を残しました。
発表後の質疑応答では、「文化的な違いで一番驚いたことは何か？」「現地で大変だったことと、それをどう乗り越えたか？」「もし行こうと思った時にどんな勉強をしておくとより良い研修になるか？」など多くの質問が寄せられ、終了時間まで活発なやり取りが続きました。

今回の報告会を通して、海外で学ぶことへの関心と意欲が高まりました。今後も、生徒一人ひとりが世界に目を向け、新たな挑戦へ踏み出すきっかけとなる学びを大切にしていきます。